教典

結集 お釈迦様の教えは弟子たちによって口伝(くでん)され、暗誦されていきました。 お釈迦様は生前、教えをインドのサンスクリット語などに記録されることを由とされなかったためです。 「心」を大切にされていました。 しかし、伝 […]

自灯明 法灯明  (じとうみょう ほうとうみょう)

阿難(アナン)尊者 お釈迦様の臨終のお世話をしたのは、多聞第一と言われた阿難(アナン)尊者です。 十大弟子の一人で、多聞とはお釈迦様の説法を一番多く聞いた人という意味です。 尊者はお釈迦様に聞きました。 「お師匠様亡き後 […]

四苦八苦

加えて八苦 生・老・病・死の四苦に人間関係からの四苦    愛別離苦 あいべつりく  怨憎会苦 おんぞうえく  不求得苦 ふぐとつく  五陰盛苦 ごおんじょうく を加えて八苦。 当たり前 こうしてみると、色々苦しいことの […]

六道輪廻転生 ろくどうりんねてんしょう

六道・輪廻転生 六道を下から言うと 地獄…怒りで社会から孤立した状態 餓鬼…名声や人の好意をむさぼる状態 畜生…愚痴ばかりで因果の道理も分からない状態 修羅…他人にへつらい自分を甘やかす状態 人間…心が平静な状態  天… […]

盂蘭盆会 うらぼんえ

盂蘭盆 「盂蘭盆会」(お盆)は「盂蘭盆経」という教典に説かれた物語に基づいて営まれる仏事です。 現在の日本での迎え火・精霊棚などは民俗信仰ですから、しない宗派もありますが、色々な民俗的色彩を含んで今日まで続いています。 […]

花まつり

天上天下唯我独尊 マヤ夫人は花園を散歩していました。 見ると無憂樹の花がとてもきれいで、取ろうと右手を伸ばしましたところ、右脇腹から男児を出産しました。 生まれた子は7歩歩み、右手で天、左手で地を指して「天上天下唯我独尊 […]

お彼岸

ふさわしい時期 彼岸会と呼ばれるお彼岸は日本独特の仏教行事です。 迷いに満ちたこの世(此岸)から悟りを得たあの世(彼岸)へ至るという意味です。 春分の日・秋分の日は太陽が真東から出て真西に沈み、この真西にこそ極楽浄土があ […]

六地蔵

「六道」を輪廻するのが人間である。 地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天を巡って、生まれ変わるのが人間世界なのだと言われる。 一日のうちでも、色々な心になる。 こんな私達を救って下さるのが、六地蔵。 地蔵様が一番多く作られた仏 […]

仏教行事

仏教主要行事 仏教行事は1月から12月までぎっしりとある。 各宗派のそれぞれの行事も含めたら、365日毎日あるといってもいい。 10月13日は日蓮上人のご命日で「御会式」という行事がある。 11月28日は親鸞上人のご命日 […]

北枕

涅槃 お釈迦様80才の時、死期を悟りながら布教の旅を続けられ 信者の捧げたキノコに当たりついに立てなくなられた…。 現在、亡くなった人を北枕に寝かせるのは、お釈迦様の涅槃にならっています。 「涅槃」とは、一切の煩悩から解 […]