ひとの生を受くるはかたく

ひとの生を受くるはかたく 人が人として生命を得るのは 本当に難しい。 やがて 死に行くものではあるが 今 生きていることは有難い事である。 法句経より

仏説父母恩重経

仏説父母恩重経 お釈迦様は自分ではお経を記してはいない。お釈迦様の死500年後、弟子達が教えを残そうと結集して、経文を作った。何回かの結集で編纂された経文は何万にも及ぶ。従って「仏説」即ち、「仏であるお釈迦様が言われた事 […]

西方浄土

釈尊は29才で出家し、35才で覚りを得られた。 覚りをえられたのは朝日が差す菩提樹の木の下であった。 そして長い年月の布教の後、80才で亡くなった。 頭を北にし、夕日が沈む頃だった。 仕事を終え帰路につくのは、夕日が沈ん […]

日々是修行

佐々木閑(花園大学教授)より「女性が仏教を引っ張る日」 釈迦は、「性別や血筋で人の価値は決まらない」と考えた。だから仏教は本来、「生まれ」で人を差別しない。人はみな、僧侶になる段階で、まったく同じ地点からスタートするのだ […]

弘法大師の言葉

弘法大師の言葉  「慈・悲・喜・捨の四無量心は  あらゆるものに及び 十波羅蜜の手だては 人々を救済へと導く」 ふむ・・・   「慈しんだり与えたりする心は、生きとし生けるものすべてに及び、心を正す教えは人々を救う道であ […]

報恩講

親鸞上人は、1262年11月28日京都で90才の天寿をまっとうされました。 遺徳を偲んで信者さん達が「毎月28日のお念仏」を始めたのが、報恩講のはじまりです。 東西本願寺・各宗真宗の本山初め地方の寺院から在家まで、これだ […]

一念三千(いちねんさんぜん)

お焼香は心を込めて一回すれば良い、という考えは「一念三千」からと言われています。 人間を取り巻く世界には 地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天・声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)・菩薩・仏という10の世界があり、そのそれ […]

涅槃

境内の墓地に行く入り口の門の上に掛かっている「涅槃門」。 釈迦は29歳で出家し、35歳で悟りを得、布教の日々を送って80歳で亡くなった。 従って35歳を「涅槃」(悟りの境地)に入った・・ということもある。 しかし一般的に […]

摩訶般若波羅密多心経

瀬戸内寂聴尼にして「何が書いてあるのか、何度読んでも分からない・・。」とのこと。 262文字で経文の中では一番短い。 しかし、一番研究され、唱えなれている。 仏教の心髄がすべて入っていると言われている。 毎日ながめてはい […]

ブッダの教え

ブッダの教え ブッダは「私の教えだけを信じ、仏像を作ったり偶像崇拝をしてはいけない。」 と遺言されたけれど、ブッダなき後 どちらを向いて師と仰いでいいのか… と迷った弟子たちは、ブッダのいらっしゃる足跡として「仏足跡」を […]