灌仏会(かんぶつえ)・花まつり

灌仏会・花まつり

灌仏会(かんぶつえ)・花まつり西暦紀元前565年4月8日、マーヤー夫人がルンビニー園でキレイな無憂樹に手を差し伸べたら、右脇腹から男子が生まれた。男子はただちに7歩歩んで、「天上天下唯我独尊」と宣言された。この世を救う王子の生誕を喜んで梵天と帝釈天が、天上から甘露の雨を降らせた。(西暦とはイエス・キリストの生誕した年を元年とする。従って仏陀はキリストより565年も前に生誕したことになる)
インドでは右肩を高貴な物としており、王子を貴族出身としめす。7歩歩んだのは、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天上の六道を越えた存在たと物語っている。甘露の雨にちなんで、誕生仏に甘茶をかける。
幼名ゴータマ・シッダルタはこうして「約束されて」生を受けた。