成道会

12月8日はお釈迦様が悟りを開かれて「仏陀」になられた日です。成道会(じょうどうえ)として各派で行事が行われます。

何年にも渡って断食・肉体を痛めつける修行などを経て、これでは悟りを得られないと知った釈迦は山を下り菩提樹の木の下で座禅をしました。悪魔やら売春婦やら色々な誘惑に勝ち、座禅を始めて49日目に悟りを得られました。悟りを得た仏陀は「尼蓮禅河」で沐浴し、村娘スジャータから牛乳の供養を受けました。体力を回復した仏陀は自分の得た悟りの説法に元の山に行き、かっての修行仲間に話しかけました。初めは、堕落した仏陀と軽蔑していたバラモン僧もたちまち仏陀の弟子になりました。時に仏陀36歳ごろでした・・・。

今日私達が49日法要を行うのも、悟りを得て仏に成られた仏陀にちなんでいます。